言語の問題と今後
保護者の方へ
幼児期における言語の問題は、小学校のことばの教室に通う前までに支援の手が届いていなかった地域もあり、理解度も低く同じような悩みを持つ親同士の交流の場も情報も少なかったので、親は子どもの症状に対して対策が取れずにいましたが、今は少しずつ理解され協力者も増えてきました。そして、その大きなきっかけとなったのが小学校における「ことばの教室」であろうと思います。
言葉の遅れや、緘黙症など親としてどのような症状があろうと子どもの状況をありのまま受け入れ、その子の一番の理解者になってあげてください。出来ないことに目を向けるよりも出来ることに目を向けて自信を育ててあげてください。出来る出来ないよりも、子育てには大切なことがあります。そのことを、見失うことなく。
小学校では誠実に向き合ってくださる先生が多くおります。どうか出逢ってください。
10年後の変化にも対応できる多職種連携への実現を応援しています。
教育、医療、福祉の連携が今こそ必要な時代であり、連携能力を高める為にも互いの立場を尊重し合い、私たち保護者の会も経験したことを次に活かし協力し、更なる教育現場や地域の発展を心から願っております。
お互いを思い合える関係があれば、見えてくる世界は大きく変わる。
